克己スキルは本当にゴミなのか?
この記事は最近ゴミゴミ言われてる克己スキルがどうしてゴミなのかを真面目に考えていく記事です
どうせゴミと呼ぶのならしっかり根拠を持ってゴミと呼びたい
ゴミでも活かせるシュチュエーションを模索したい
そんな記事となっております
期待値の観点からみる
早速ですが克己スキルの期待値を計算していきましょう
ここではDA率を5% CT率を6.5%と仮定して話を進めます
また召喚石は属性×120%神石を想定し
スキル効果量を2.2倍にします
すると
DA率11% CT率14.3%
という確率になります
これを細分化すると
DAとCTが同時発動 1.573% (ダメージ3倍)
DAのみが発動 9.427% (ダメージ2倍)
CTのみが発動 12.727% (ダメージ1.5倍)
両方発動しない 76.273% (ダメージ1倍)
こうなります
CTが発動するとダメージが1.5倍になるので
DAとCTの同時発動はダメージ3倍として計算しています
期待値は1.189365倍
ここでミュルグレス等の三手小についても期待値を計算してみます
DA7.7% TA7.7%
ですが
グラブルはTAを先に抽選しTAの抽選に漏れた場合のみDAの抽選を行うという仕様があるので
TAが発動 7.7% (ダメージ3倍)
DAが発動 7.1071% (ダメージ2倍)
SA 85.1929% (ダメージ1倍)
期待値は1.225071倍
やはり三手小の方が克己よりも期待値を稼げます
しかし、三手スキルは奥義を撃つ瞬間は腐ってしまうので
奥義を考慮すると技巧の期待値も負けてません
また、三手小よりも技巧の方が1倍ダメージが出る確率を抑えることができます
では克己と三手小は同等にみることができるのか?
否、そうではありません
上級者は技巧が腐る
減衰をコンスタントに叩く上級者にとっては
クリティカルが発動することで得られる恩恵は大きくありません
しかしDAやTAはしっかりとダメージが2倍3倍になるので
上級者が使っても期待値が目減りしません
また、上級者は必殺系スキルで硬直時間を充分ペイできる程の奥義ダメージを叩き出すので
奥義頻度を上げる三手小はDPSの増加に大きく貢献します
克己が輝く場面
減衰に届かない初心者が使う克己は強いです
初心者がゼウス編成に入れるグングニルはシュバ剣並みに強いです
また、ボスの防御係数が高く思うようにダメージが出ないという場合は
克己はターンダメージの安定にかなり貢献します
防御係数が通常の1.4倍くらいだったフレイの回の古戦場はベネディーアがクッソ強かったです
克己がゴミだと言われる理由は
リミ武器自体が上級者向けのデザインなのに上級者では恩恵を受けにくいスキルだからです
これからの克己の話
今は昔に比べて技巧スキルの価値が低下してます
リミボやアビや奥義バフで簡単にクリティカルを稼げるようになったことが原因です
例えばソーンのバフがずっとかかるようなパーティでは
技巧の抽選に当選してもダメージは1.33倍程度にしかなりません
水着カリオストロを見て確信しましたが
これからはクリティカルに追撃や上限アップなどの付加価値がつくことが当たり前になっていくのではないかと思ってます
そのような環境になれば
克己スキルも陽の目を見ることでしょう